R/Cカーでドリフトの練習をする方法【基本・コツ】

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R/Cカーのドリフトはスロットルワークが基本

ラジドリでも通常のラジコンカーと同じ操作方法で操縦します。しかしドリフトならではの操縦テクニックがあります。

グリップ走行では、どちらかというとステアリング操作を重視してマシンを操縦しますが、ドリフト走行をキレイに決めるには、スロットルワークが重要になります。

ステアリングはケツ振りのキッカケ作りと、ドリフト時のカウンター当てだけに使用して、スライド量や回転半径をスロットルの加減で調整する感じです。

ドリフトのテクニックにはパワースライドブレーキングドリフト直ドリなどいろいろあります。

でもまずは基本からしっかりと練習して、ドリフト走行をマスターしましょう。

R/Cカーでのドリフト初心者は、まず円を描く練習から

ドリフト入門者は円を描いてみよう

通常のラジコンカーだと、真っ直ぐに走るテクニックが重要になります。

しかしドリフトの場合は、直線走行でもマシンを横に向けるので真っ直ぐ走ることは重要視されていません。

逆にドリフトカーで真っ直ぐ走ろうとするとかなり難しいと思います。特にケツカキ仕様はそうです。

ドリフトの練習の第一歩は円を描く練習です。

この練習は、空き缶1本でもあればできます。

まずは半径が4~5メートルの円を描くようなイメージで、回転方向とはステアリングを逆に切って走行させてみましょう。左回りならステアリングは右に切るというイメージです。

マシンが横を向いて進まずに普通に周回するようなら、スロットル量が足りない証拠です。

逆にクルクルとスピンするようなら、スロットルを開けすぎです。

ステアリングは最大に切りっぱなしでスロットル量を調整しながら、4~5メートルの円を描けるように何度も練習しましょう。

慣れてくると空き缶を中心として、コンパスで円を描くように同じライン上をドリフト走行できるようになるでしょう。

ここまで来たらスロットルとマシン姿勢の関係がつかめてきたので、円を小さくしてみたり大きくしてみたりをスロットルコントロールだけで行えるように練習しましょう。

左回りが自由自在にできるようになったら右回りも練習しましょう。

最後に左回りで半径を変えながら何周かして、マシンを止めたらスグに右回りを同じようにしてみましょう。

ドリフト状態で円を上手く描けるようになれれば、ドリフトテクニックはかなり上達しているはずです。

8の字をマスターしよう

円を描くテクニックをマスターしたら次は8の字走行を練習しましょう。

その前に空き缶を2~3メートル離して2本置きます。そして2本の空き缶を繋ぐように楕円(オーバル)でドリフト走行してみましょう。

定常円ではないので、スロットルコントロールを一定のままに保っているとオーバルは描けません。

空き缶からどの位置にマシンがきたらスロットルを開ける(または減らす)かを覚えてください。

スロットルコントロールが合ってくるとキレイにドリフト状態のまま、オーバルを描けるようになります。

オーバルの次は8の字練習です。

円を描く練習の最後に行った「左回りで半径を変えながらドリフト走行して、マシンを止めたらスグに右回りのドリフトをする」を2本の空き缶にわたって行うようにします。

それぞれの空き缶で左回り~右回りを繰り返せば8の字になるはずです。慣れてきたら空き缶ギリギリでなおかつ高速ドリフトが出来るように練習しましょう。

次にオーバル~8の字~オーバルを続けてドリフト走行できるように練習しましょう。ここまでくればかなりのドリフト上級者になっているはずです。

 

ドリフトならではの操縦テクニックを身に付けるには、マシンコントロールの練習が重要です。中でも定常円と8の字は単純に見えますが、キレイに行うにはかなりのテクニックが必要なので、初心者からベテランまで幅広く対応できる練習法です。
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