ラジコンカーのサーキットマナーについて

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ラジコンカーのサーキットマナーについての質問

先日初めてラジコンカーのサーキットへ行きました。

まだ初心者レベルなのでフラフラしながら操縦していましたが、上級者と思われる人のラジコンカーと接触してしまいました。

その上級者のラジコンカーは接触によってダンパーが折れてしまいましたが、「初心者がサーキットに来るな」、「弁償しろ」など散々文句を言われました。

ちょっと走ることができる程度の初心者がサーキットへ行くのはやはりマズいのでしょうか。どれくらい上手くなればサーキットへ行っての良いのでしょうか。

初心者でも上級者でもサーキット利用者の立場としては同じです。

気にせずサーキット走行を楽しみましょう。

サーキットの利用者に上下関係は存在しません

今回のケースのようにラジコンカー初心者がサーキットで上級者に文句を言われたり、威圧された話は残念ですがよくあります。

まず、覚えておいて欲しいことは、サーキットの走行料を払って利用している人は初心者も上級者も関係なく、みなさん平等の立場であるということです。

上級者ぶって虚勢を張っている人はどこのサーキットにも居ます。しかし、こんな輩は私なんかから見たら上級者でも何でもありません。悪く言えば単なるチンピラです。

真の上級者は決して我が物顔で走行させるようなことはなく、サーキットの状況や雰囲気に応じて走行タイミングを計るものです。全日本選手権や世界選手権で上位入賞するような人たちは、自分が初心者だった頃に周囲の人たちからサポートしてもらったことをとても感謝しています。

このような人たちは初心者を見下すこともなく、あくまで同じラジコンカー愛好者として振る舞い、必要があればどのようなレベルの人たちからの質問にも気軽に応じてくれます。

しかしながら自称上級者は存在します。このようにテクニックもマナーも中途半端な人は相手にしないのが一番ですが、今回のように「初心者は走らせるな」とか「壊れたから弁償しろ」などと言いがかりをつけられた場合には、サーキットの管理者に相談するようにしましょう。

なお、サーキット走行中に生じたラジコンカーの破損や故障は全て自己責任になるので、「壊したんだから弁償しろ」と凄まれても払う必要は全くありません。

サーキットのルールを覚えておこう

走行料を払っていれば利用者はみんな平等です。しかし、いついかなる時でもサーキット走行してわけではありません。

貸し切りに近いような、数人程度の利用者であれば好きな時に思いっきり走らせてもいいのですが、利用者が多いようなときには個人個人がある程度の配慮をする必要があります。

基本的に上級者はラジコンカーのセッティングの確認や調整のためにサーキットを走行させます。そのためピットでセッティング変更や調整を施している時間がほとんどで、サーキットを走行している時間はあまり長くありません。

また、ライバルがコースインするのにタイミングを合わせることが多く、仮想レースで実力を確認したりします。

このようなことからラジコンカー初心者がサーキット走行するには、上級者がピットでセッティングなどをしている時間帯に走行させれば割と自由に走らせられることでしょう。

また、サーキットを走るときには絶対に逆走をしないようにしてください。もし、他車と接触してしまったら、どちらがぶつかってきたに関わらず「ごめんなさい」と叫ぶようにしましょう。

サーキット上でラジコンカーが転倒したり、動けなくなったら「○○のコーナーに止まっています」と叫ぶようにします。そして、安全を確認しながら速やかにラジコンカーを復旧、回収しましょう。

このようなルールを守っていれば、それほど問題もなくサーキット走行を楽しむことができると思います。

➤➤サーキットでラジコンカーを走らせてみようも参考にして、是非ラジコンカーサーキットに繰り出してみましょう。

 

近年お客さん減少によるラジコンカーサーキットの閉鎖が相次いでいますが、お客さん減少の理由のひとつがRCカー初心者が近寄れない雰囲気だったことです。RCカー初心者を大切にするサーキットほど経営が上手くいっています。
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