リポバッテリーの取り扱いに注意!【爆発!危険!】

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リポバッテリーの危険性を知っておこう

リポバッテリーの爆発に注意!危険!

軽量で高性能、メモリー効果もなく自由な形状に作ることができるリポバッテリーはラジコンカーだけでなく、ドローンやスマートフォン、ノートパソコンなどの一般機器にも使用されています。

従来からの二次電池(ニッケル水素バッテリーなどの充電池)と比較して小型で大容量、大パワーが出せるとあってリポバッテリーは瞬く間に市場を拡大してきました。

しかし、その高性能が故に、誤った取り扱いにより危険物に変貌することは意外と知られていません。特にショートや強い衝撃には要注意で、発火・炎上・爆発したリポバッテリーの破壊力は凄まじいものがあります。

リポバッテリーの爆発・発火映像

リチウムポリマーバッテリ(Lipo)の爆発映像

リポバッテリーに過充電を想定した高電圧・高電流を与え続け、経過を観察した実験動画です。発火の威力が分かりますね。

リポ爆発実験!

大きく膨らんだリポバッテリーから激しく出火する状態が良く分かります。屋外ならまだしも、室内でこうなったらアウトですね。

リポ消火実験!電動RCマニア必見!

リポバッテリーを過充電し発火させ、消火器で消えるかの実験動画です。かなりの威力で発火・炎上していて消火器でもなかなか鎮火しません。

※注:これらの実験は大変に危険なので絶対に真似をしてはいけません。

リポセーフティバッグは安全なのか

リポセーフティバッグ

リポセーフティバッグ

リポバッテリーの充電にはリポセーフティバッグを用いることを推奨されています。

はたしてリポセーフティバッグの実力はどれほどのものでしょうか。

リポバッテリーセーフティバッグ 耐火実験してみた

トーチの火を近づけての耐火実験ですが、難燃性のバッグは燃えることなく耐えています。

Li-Poバック耐久テスト〜川田製〜

川田模型製のリポセーフティバッグ内にバーナーの火を入れています。内側が少し炭化し、外側のアルミ部分が変色した程度です。生地は燃えていませんね。安全性の高いリポセーフティバッグのようです。

実は私の知人が、まだリポバッテリーの危険性が認識されていない頃に、室内でリポバッテリーを過充電~発火させてしまい家を全焼させてしまったことがあります。

リポセーフティバッグを使えば絶対に安全ではありませんが(リポバッテリーの状態を目視できない欠点がある)、正しく使うことにより被害は最小に留めることができます。

もちろんリポバッテリーの充電は必ずリポバッテリー対応充電器で行い、高性能を正しく扱うようにしましょう。

➤➤リポバッテリー(充電器)を使いたい!【取り扱い・注意点】

別の記事も参考にしてリポバッテリーの高性能を楽しみましょう。

 

高性能なリポバッテリーですが、それ故に誤った使い方をしたときの破壊力は想像以上に大きいものです。このくらいは大丈夫だろうと思わずに、専用の充電器やリポセーフティバッグを用いて安全に正しく使うようにしましょう。また、小さなお子さんには絶対に触らせないようにしましょう。
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