
ラジドリのキャンバー角セッティングは見た目も重要なポイント
ラジコンカーのキャンバー角は、コーナリング特性に影響する重要なセッティング項目のひとつです。
本来はRCカーの挙動を見ながら調整していくキャンバー角ですが、ラジドリの場合は見た目のよさを好んで鬼キャンに設定することがあります。
キャンバー角セッティングの目的はタイヤの接地面の最適化
キャンバー角をセッティングする目的は、コーナリング中のタイヤの接地面を最適な状態に調整することです。
走行中のRCカーは常にサスペンションが上下動していますが、そのときにタイヤが傾いて接地面が変化します。
このことをキャンバー変化といいますが、シャシーがロールしたときにタイヤの接地面が最適になるように調整しておかないと適切なグリップを得ることができません。
キャンバー角セッティングは予測されるシャシーロール量に対して、あらかじめキャンバー角を付けておき、実際の走行でタイヤの接地面が最適になるようにサスペンションアームの長さや角度の微調整を繰り返します。
タイヤの接地面を有効活用できるようになると、穏やかな挙動でコントロールしやすくなることに加えて、タイヤがキレイに減るようになります。
ラジドリ特有の鬼キャンセッティング
鬼キャンとは極端にネガティブキャンバーを付けることです。
ラジドリの場合は実車のドリフト車のように、通常では考えられないほどのネガティブキャンバーに設定することがあります。
鬼キャンを想定していないシャシーに極端なネガティブキャンバーを付けてしまうと、操縦性が著しく低下してしまいます。
サスペンションジオメトリーやタイヤそのものが鬼キャンに対応していれば問題ありませんが、そうでない場合は-3度~-5度程度が限界でしょう。
鬼キャンを付ける場合はサスペンションのアッパーアームを短くしていくのが一般的な方法です。しかしドライブシャフトの長さを考慮しておかないと、サスペンションがストロークしたときに突っ張ってしまうので、ドライブシャフトを短くするなどの工夫が必要となります。
サスペンションのピックアップポイントを調整できるシャシーで鬼キャンにするときは、アッパーアームとロアアームの長さの差が少なくなる位置に設定したり、アッパーアームとロアアームを平行に近づけてロールに伴うキャンバー変化量を減らすようにすると、違和感のないドリフトコントロールが可能になります。

















