
ラジコンカーのスポンジタイヤはグリップが高い
実車ではタイヤといえばゴムタイヤですが、ラジコンカーではスポンジタイヤが多く使われています。特にオンロードでスポンジタイヤの使用比率が高いですね。
実際にドライ路面ではゴムタイヤよりもスポンジタイヤのほうが高グリップを得られます。そういったことからレースでは「ゴムタイヤクラス」と「スポンジタイヤクラス」に分けられることがほとんどです。それほどタイム差に開きがあるということです。
ラジコンカーのスポンジタイヤがグリップする理由
ではなぜスポンジタイヤはグリップが高いのでしょうか。
スポンジタイヤは発泡ウレタンフォームから作られます。このウレタンフォームの表面を虫メガネで見ると無数の発泡壁が集まっていることが確認できます。路面に押し付けられた発泡壁が駆動力や横Gを受けるとヨレやタワミが起こり摩擦力が発生します。
よく「同じタイヤ銘柄でも目が詰まっているスポンジタイヤはグリップが高いが、目が開いているとグリップが落ちる」といわれるのは発泡壁の状態の違いでヨレ、タワミの摩擦力が異なるからです。
基本的には硬度が低い=柔らかいスポンジタイヤは発泡率が高く、硬度が高い=固いタイヤは発泡率が低くなっています。材料のブレンドで硬度を変えているわけではなく、発泡率で硬度を変化させているのです。
ラジコンカーでスポンジタイヤの使い方
最近のスポンジタイヤは、ホイール接着&整形済みのモノが多く出回っています。たしかに手軽に使えるようになりましたが、パッケージから出したままの状態で使うのはリスクがあることを知っておきましょう。
なぜならゴムタイヤと違って、スポンジタイヤは欠けてしまう欠点があります。購入後の大径状態だと欠けて使えなくなる確率が高いからです。
市販状態ではベストタイヤ径から5~8ミリ程度大きいモノがほとんどなので、タイヤセッターで径調整してから使えばマシンがキビキビ動きますし、タイヤが欠ける確率も下がります。
スポンジタイヤは硬度選びも重要です。初めて走行させる路面やサーキットでは、一番よく使われている硬度をまず試してから自分に合う固さに変更していきましょう。
減るのを嫌って固すぎるのを選んだり、高グリップを狙って柔らかすぎる硬度を選んだりすると、マシンが上手く走らなかったりクラッシュする確率が高まります。
状況に合ったスポンジタイヤを選ぶようにしましょう。


















