
目次
エンジンラジコンカーのマフラーから出る白煙の原因に関する質問
エンジンRCカーが白煙を出すのは正常
実車のレーシングカーと違って、エンジンRCカーは常にマフラーから白煙を巻き散らかしながら走っています。
実車のエンジンに詳しい方なら、マフラーから出る白煙=エンジントラブルを想像してしまうかもしれません。しかしエンジンRCカーが白煙を出して走るのは極めて正常なことなのです。
なぜエンジンRCカーのマフラーから白煙が出るのか
エンジンRCカーのマフラーから出る白煙の正体は燃料に含まれている潤滑油です。
ラジコンカーのエンジンは2ストロークエンジンですが、潤滑機能を備えていません。そのために燃料に潤滑油を混ぜてエンジン各部の潤滑を保っています。
キャブレターから燃料と共に吸入された潤滑油は一部が燃えてしまいますが、潤滑という役目を終えたオイルは排気ガスと共に排気ポートから排出されて、マニホールド、マフラーを経て大気中に放出されます。
もうひとつの白煙の正体が水蒸気です。
燃料のメタノール(メチルアルコール)が燃焼すると二酸化炭素と水が生成されます。
4ストロークエンジンのように排気温度が高ければ、燃焼の反応で生成された水は蒸発して目に見えなくなりますが、前述したようにエンジンRCカーの2ストロークエンジンは排気ガス内にオイルが混ざっているために排気温度があまり高くなりません。
そのためにメタノール燃焼の反応で生成された水が蒸発せずに、水蒸気のままマフラーから排出されて白煙に見えるのです。
ラジコンカーのエンジンは白煙の量でニードルセッティングが分かる
ラジコンカーのエンジンは走行中の白煙量でニードルセッティングが判断できます。
ニードルを締め過ぎた状態だと燃焼温度が上がり過ぎて白煙がほとんど見えなくなります。このまま走行を続けるとエンジンがオーバーヒートするので、速やかにマシンを回収してニードルを戻します。
特に注意しなければならないのが加速時に白煙が確認できないときです。相当に燃料が薄い状態なので、すぐにニードルを緩めないとエンジンを壊します。
反対にモクモクと大量の白煙が出るときはニードルが甘過ぎと判断できます。スロットル操作に対してレスポンスよく反応する位置にニードルを合わせましょう。
ベストなニードルセッティングが施されていると、ストレートを全開走行中でもうっすらと白煙が確認できます。
燃料の銘柄を変えると白煙量も変化するので注意してください。
参考記事:ラジコンエンジンカーの燃料

エンジンラジコンカーのマフラーから出る白煙は、ニードルセッティングを可視化できる重要な役目を持っています。一部のエンジンRCカーで使われている4ストロークエンジンは、混合燃料を用いるためにマフラーから白煙が出ます。
