ラジコンカーのボディカッティングは難しい・・・私の簡易カット方法を紹介

ラジコンカーボディカットをビシリと作りたい人は、ベテラン「KEIGOさん」のこちらの記事をお読みください。

➤➤ラジコンカーのボディを上手にカット&穴あけする方法・コツ

実際私もメンドウなのでそこまでビシリと作っていないのですが、まずまずこんなやり方でも一応キレイにはカッティングできます。

こういう簡易的なボディカットをする人もいるんだよという紹介です。

この記事の目次

RCカーのボディカット体験記

カッティングラインの周囲から切る

ちょうどTT-02B「ネオスコーチャー」なるバギーを作っているのですが、ツーリングカーと共通する部分もあるのでこれで説明しましょう。

ラインに沿って一度に切ろうとすると難しい

ボディにはこのようにカッティングラインの凹みがあるのでそこを切ればいいわけです。

ラジコンカーボディのカッティング方法

しかし初めから一発でこのライン通りに切ろうとすると、ポリカボディ本体の余りの部分とか凸凹が多いのでハサミがうまく使えません。

ちなみに横着をして普通のハサミで切れないだろうかとやってみたのですがさすがにこれは困難でした。やはり「曲線バサミ」でないと無理ですね。曲線バサミの方が圧倒的に楽です。

で、最初はこのように周りを切り落とします。

ラジコンカーボディのカッティング方法

それから切りにくそうな余白が多い部分を、あらかじめラインより多めに切り落とします。

その後ライン通りに切りますが、例えば側面で切り離し、次にフロントというように部分的に切っていった方が無難です。

ラジコンカーボディのカッティング方法

ラジコンカーボディのカッティング方法

特にこのようなタイトな部分は一度に切ろうとするとポリカにヒビが入ったり最悪割れたりします。

だから無理なく切れる部分だけ切って、細かな修正はカッターで削ります。

普通のカッターでもいいのですが「デザインナイフ」があると便利です。

この「デザインナイフ」は何かと便利なので一本持っておくことをお勧めします。刃先が命なので替え刃式の方がベストでしょう。

タミヤ クラフトツールシリーズ No.40

ラジコンカーボディのカッティング方法

ホイール周りはこだわらないならコンパスカッターでなくてもいいみたい

ツーリングカーならボディも消耗品

絶対にぶつけないとか転げまわらないというような上級者ならともかく、私のようなレベルでは何度かぶつけていくうちにボディはボロボロになってきます。

ボディもある程度消耗品扱いですしね。どれだけキレイに作っても、やがて取り換えざるを得ないのでもうある程度で諦めています。

ラジコンカーボディのカッティング方法

これは単純に曲線バサミで切ったものです。

コツは「ラインギリギリで少々余り気味に切る」ということで、残す側に刃先が食い込んでしまうと後で修正できません。

だからヨロヨロになりそうなら、切りたいラインよりも「外側」つまり余白があまるように切ります。

これでコンパスカッターよりもちょっとヘロヘロした切り口になるのですが、そこはカッターで削り取ってやれば画像程度には仕上がります。そこまで見苦しくもないでしょう?

ボディポストの穴開け

ボディポストの穴開けは他の工具でも無理やりできないことはないのですが、これは「リーマー」を使った方が圧倒的に楽なのでこちらをお勧めします。

ボディリーマー

ラジコンカーのボディを上手にカット&穴あけする方法・コツ

簡易穴開け方法

これは冒頭で紹介した➤➤ラジコンカーのボディを上手にカット&穴あけする方法・コツにもありますが、ボディリーマを使ってマーキングした位置にボディマウント穴をあけていきます。

一気にあけず、ボディマウントの直径と穴の直径を確認しながら少しずつ穴を広げていくのがいいですね。

でもタミヤのボディならそもそも穴が開いている場合も多いです。

現物合わせで穴を開ける

自分で開けるときは私の場合はカッティング済み塗装前のクリアーボディをボディポストを立てるところまで完成したシャーシに乗せて、表からポストが当たるところにマジックで印をつけて穴開けしています。

ポスト位置を合わせるコツ

  • ポストの先は根元に対して傾いている場合もあるので上から見てポストの根元を意識する
  • リア側のポストは穴開け前のボディではリアが浮き上がることになるので、リア側のポストはマジックの印を実際にリアのポストが当たっている箇所よりも5mmほど前に印をつけて、少しづつ穴を広げながら様子を見る

ドリフトカーだと、損傷するのはボディが擦れる程度です。普段の走行でそうそう大きな損傷をすることはないですね。しかし皆さんそれはそれは見事なボディを作ります。私はプラモデルも作るので、ドリフト用に気合を入れて作ったボディもありました。でもついついツーリングカーでも走ってみたくなって転用してしまいました。たしかにカッチョヨカッタのですが、あれよという間にサイドミラーは折れるは擦り傷だらけになるは、さらにフロントは割れるはで悲しい結末を迎えましたのです。
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