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RCカーメンテナンスの基本は「マシンのクリーニング」
地面すれすれを高速で走るラジコンカーは、汚れやすいというデメリットを抱えています。特にオフロードバギーやエンジンカーは、泥やオイルでドロドロになりがちです。
ラジコンカーのメンテナンスの基本がマシンの掃除です。汚れたままのRCカーは見た目がきたないだけでなくて、トラブル箇所を見逃してしまいます。
そこで今回はラジコンカーのメンテナンスに必要な清掃用具(掃除道具)について紹介していきましょう。
RCカーのメンテナンスに必要な清掃用具
ハケ
シャシーやボディ裏面に付いた汚れはハケで掻き落としましょう。
塗装用のハケだとすぐに毛が抜けたり、開いたりして使いにくくなりますが、このラスター刷毛は掃除用に作られたものなので耐久性は抜群です。
電動カーなら1インチ幅、エンジンカーなら2インチ幅が使いやすいと思います。
クリーニング粘土
サスペンションやオイルダンパー、エンジン周りなどの入り組んだところを掃除するときに便利なのがクリーニング粘土です。
適当な大きさにちぎって、ペタペタと押し付けるだけで汚れが粘度に移っていきます。
RCカー用に発売されているクリーニング粘土は高価なので、車(実車)のボディの鉄粉取り粘土を代用するのがおすすめです。
シンプルグリーン
ボディやタイヤなどを洗浄するときに使う弱アルカリ性の洗剤です。
一般的な中性洗剤よりも洗浄力が強いので、頑固な油汚れや泥汚れを落とすときに重宝します。
他の類似品と比較して、それほど臭いがきつくない点も嬉しいですね。
ブレーキクリーナー
ベアリングやエンジンの洗浄に便利なのがブレーキクリーナーです。
脱脂作業にも使えますが、樹脂パーツの素材によっては悪影響を及ぼすことがあるので要注意です。
ホームセンターなどで安売りしているものは洗浄力が弱くてあまり役に立ちません。少し高くても洗浄力が強いものを選んだほうが、少量で済んで結果的にお得です。
キムワイプ
油汚れを落としたり、水洗い後の拭き取りに最適なクロスです。
通常のティッシュペーパーやウエスだと紙粉や繊維が目立ちますが、研究室などで使われているキムワイプは毛羽立ちが極めて少ないのが特徴です。
ラジコンカーの清掃で究極の用具はエアコンプレッサー
エアーコンプレッサー
多くのサーキットに備え付けられているエアコンプレッサーですが、家庭用を持っている方は少ないかもしれません。
家庭用で用意するのなら100V対応で、タンク容量が10~15L程度の静音タイプが収納場所をとらず近所迷惑にもなりにくくておすすめです。
エアコンプレッサーがあれば、エアースプレーガンを使ったボディ塗装にもチャレンジできますよ。