ラジコンカー/キット組み立てのコツ

ラジコンカーのキットを組み立てるときはタッパーを用意しよう

ラジコンカーキット組み立てのコツ

ラジコンカーの取扱説明書を熟読して、全体の流れを掴んだらいよいよキット組み立てです。すぐ組み立てを始めてもいいですが、ひとつコツがあります。

ネジやナット、小物金属類が何個かにパックされていますが、このままだと取り出しにくいですよね。でも決してエイヤっと全部パックから出してはダメです。どこで何を使うか分からなくなってしまいます。

そこで百均などで売っている小さいタッパーを何個か用意して、パックされたネジ類をタッパーに移していきます。

パックにはA-1とか記号が付いているはずなので、タッパーのフタに貼るなどして識別できるようにします。こうすれば必要なネジ類を探しやすくなって紛失も防げますよ。

ラジコンカーのキットを組み立てる作業効率を上げるコツ

特にエンジンカーに多いのですが、ブレーキシューやパッキンなどを接着剤で貼る工程があります。組み立てしながら接着ですと乾燥待ちになり作業が中断してしまいます。

サスペンションアームとバルクヘッドの合わせ目をヤスリで擦り合わせたり、サスピン穴にリーマ通しの必要がある箇所もあります。そこでこのような部分はあらかじめ先に作業を済ませておくと作業効率が上がります。

ラジコンカーのキットを組み立てるときはメリハリをつける

グリスを塗る箇所にはしっかり塗り、脱脂する部分はしっかり脱脂します。 でも、はみ出してグリスを塗ったり、余分なとこまで脱脂したらダメですよ。 組み立てにはメリハリをつけながら作業しましょう。

少しでもおかしいと感じたら一度バラして確認する

組み立てをしていると「アレ?はまらない?」とか「ガタガタなんだけど?」となることがあります。その場合には取扱説明書のイラストと、部品をよく見比べて配置箇所が間違っていないか確認しましょう。

左右対称だけど表裏があったり、上下で同じ形状だけど長さが違ったりして、微妙に異なる部品構成になっていることがよくあります。

ネジの長さにも注意しましょう。2ミリの長さ違いなどはよくあります。特に部品に直接ネジ込む場合、2ミリでも短いネジを入れるとネジ山を舐めることがありますし、逆に長すぎるネジを入れた場合はネジが完全に締まらずに固定できなくなります。

おかしいと少しでも感じたら一度バラして確認するクセをつけましょう。決して「まあいいや」と作業を進めてはダメですよ。せっかくのラジコンカーがうまく走らなくなってしまいますので。

ラジコンカーのキットを組み立てるときは子供やペットに注意

組み立て途中で作業を中断する場合は箱に入れるなどして保管しましょう。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では注意が必要です。

組み立て途中のキットは鋭利な部分があったり、小さな部品をお子さんやペットがイタズラしたり誤飲したら大変です。箱に入れて押入れに仕舞うなりして事故を防ぎましょう。

キットがだんだんとラジコンカーの形になっていくとワクワクするものです。じっくり丁寧に作業して良く走るマシンを作ってくださいね。


ラジコンカーには似たような部品が多く存在します。適当に組み合わせてしまうと最終的に組めなくなるばかりでなく、破損にもつながるので慎重な作業が大切です。小さなネジやパーツがあるので、タッパーなどを利用して紛失防止に努めてみましょう。
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