
ラジコンカーのエンジン構造も合わせてご覧ください。
ラジコンカーエンジンのメンテナンス
定期的に完バラメンテナンスをしよう
走行時間が燃料で4~8リットル程度走らせたら本格的にメンテナンスしましょう。
本格的なメンテナンスをするにはエンジンをほとんどバラす必要があります。クラッチ周り、ヘッド、バックプレートを外したら次はピストン&スリーブです。スリーブの取り外しは内壁に指を押し当てて引き上げます。
固着して外れない場合、排気ポートからナイロンインシュロックを入れて、クランクシャフトを回せばインシュロックとピストンが噛んでスリーブが上がってきます。
スリーブが外れたらピストンを上死点に持っていき、ピストン&コンロッドをクランクピンから指で外します。スリーブの内壁はウエスで拭く程度、外壁は汚れがひどければピカールなどで軽く磨くといいでしょう。
ピストンはピストンヘッドの汚れを落とします。ピストンの側面とピストン上部の角には傷を付けないように注意します。
コンロッドのガタに注意
次にクランクシャフトを外します。
クランクシャフトとベアリング接触面が錆びていたら軽く磨いておきます。クランクピンとコンロッドのガタ及びピストンピンとコンロッドのガタを確認します。
ガタが大きいときには即コンロッド交換ですが、通常のガタでも10~15リットル毎にコンロッドとピストンピンは交換したほうがいいでしょう。
クランクケース内はメンテナンスオイルまたはWD-40で洗浄します。特にフロントベアリングは内側からスプレーで噴射して砂塵を追い出しましょう。
ベアリングは指で回してゴリゴリ感があるようなら交換します。エンジンのベアリング交換はコツとテクニックが必要なので別記事で紹介します。
ラジコンエンジンのベアリング交換【参照記事】
キャブレターに関しては基本的にメンテナンスはしません。もし、ニードルのOリング交換をする場合には少しずつ締めていき、何回転締まったのかを必ずメモしておきます。そうしないとせっかくのニードル調整が台無しになりますよ。
組み立てに無理は厳禁です
組み立ては分解の反対手順で行いますが、全ての部品がスムーズに組み上げられるはずです。もし、どこかで渋さや固さを感じたときには無理に押し込んだり、叩いたりしないようにします。
その場合は一度バラして挿入角度などが合っているか確認しながら組んでみましょう。分解時に無理なくバラせたのなら、組み立て時もスムーズにいくはずですので。
ラジコンカーのエンジンは高価ですし、慣らしもして手間も時間も掛けています。できるだけ長時間、高性能をキープするためにも定期的なメンテナンスを行いましょう。



















