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ラジコンカーにはメンテナンスが必要
ラジコンカーを走らせると、徐々に汚れてきます。
その汚れを放置して走行を続けていたら、色々と不具合やトラブルが出てきます。
ラジコンカーの性能維持にはメンテナンスが必要になってきます。
まずはシャシーに付着した砂、ホコリを落とす
ラジコンカーは地面スレスレを疾走するので、掃除機ばりに砂やホコリを吸い込んでしまいます。
この砂やホコリが駆動系やモーター、エンジンの磨耗を増長し、時には重大なトラブルを引き起こします。
まずはボディを外したらシャシーに付着した砂、ホコリを大まかに落としましょう。エアーコンプレッサーやエアーダスターがあれば、圧縮空気で吹き飛ばすのがラクです。
このときには圧縮空気をベアリングやエンジンのエアフィルターにピンポイントで吹き付けないようにします。砂が内部に侵入すると性能低下や寿命を短くするからです。
エアーコンプレッサー類が無いときには大きめのハケでブラッシングする要領で掃除しましょう。大きめのハケはホームセンターや塗料店で販売されています。
ラジコンカーの細部を掃除しよう
大まかに砂やホコリを落としたらタイヤとバッテリー&モーターまたはエンジン、マフラー&燃料タンクを外します。こうすることにより細部まで掃除することができます。
駆動系のベルト&プーリーに砂が詰まっていないか、駆動シャフトの磨耗具合はどうか、を確認しておきます。必要ならば一旦バラして不具合パーツの交換やグリスアップをしましょう。
ベアリング周辺の汚れはクリーニング用の粘土を押し付けて汚れを取り除くのがいいでしょう。クリーニング粘土は実車のワックス掛け前に使う鉄粉取り粘土でも代用できます。
定期的にサスペンションをバラして、サスアームやサスシャフト類の曲がりと作動確認をすれば走行中のトラブルを軽減することが可能になります。
オイルダンパーはオイル抜けに注意
オイルダンパーはスプリングを取り外し、シャフトを縮めて左右の戻りが均等か確認します。
戻りがバラバラだったり、シャフトが途中からスコっと縮むようならオイル抜けによるエア噛みを起こしているので、ダンパーオイルの補充か交換をしておきましょう。
オイルダンパーのシャフト周辺は砂やホコリが溜まりやすく、シャフトに傷を付ける原因になるのでクリーニング粘土を押し付けてキレイにしておきましょう。
ラジコンカーのボディは洗剤で洗う
ボディも掃除しましょう。
食器用スポンジに中性洗剤を付けて洗います。特にエンジンカーボディはマフラー出口周辺を丁寧に洗いましょう。
水気をよく切って乾かして、破損箇所があれば補修しておきます。こまめに補修していればボディの寿命が長くなりますよ。