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根強いRCカーのユーザーが多いエンジンカー
エンジンカーは電動カーに比べてサイズの種類や車種が多くありません。
エンジンカーは、取り扱いの手間や走行場所、排気音(騒音)など様々な問題があります。
しかしそれらの問題があっても、エンジンカーの迫力ある走りに魅了され、根強いユーザーが数多くいます。
オンロード(舗装された路面)のエンジンカー
エンジンカーの代名詞、ワンテンツーリング
1/10スケール【通称:ワンテンツーリング】
4枚ドアのセダン車を模したツーリングカーが主流です。12エンジン(2.1cc)を搭載し、スポンジタイヤ+4輪駆動を武器に、時速100km/hほどの最高速でハチイチレーシングカーを追い回すことも可能です。
全日本選手権、世界選手権を筆頭に、全国各地のサーキットでレースや走行を多くのユーザーが楽しんでいます。エンジンカーの代名詞がワンテンツーリングです。
また、レース用車両ばかりでなくゴムタイヤを使用し、スターター内蔵のエンジンが搭載された扱いやすい車両も豊富に販売されています。
ラジコンカーの達人を目指すなら
1/8スケール。大きく2つに分類されます。
ひとつはハチイチレーシング。ラジコンカーのF-1と呼ばれます。
1分間に40000回転の21エンジン(3.5cc)を搭載し、スポンジタイヤ+4輪駆動+強大なダウンフォースを発生するボディで、1周300m程度のサーキットを15秒程度で走るほどの異次元な走りを体験することができます。
このハチイチレーシングを巧みに操ることができたのなら、あなたはラジコンカーの達人になれた証です。
もうひとつはインファーノなどのバギーベースのモデル。
コルベットなどのボディを搭載し、ゴムタイヤ+フルタイム4輪駆動で走行します。ハチイチレーシングやワンテンツーリングに比べて挙動が穏やかで操縦しやすく、最近ユーザーが増えつつあり注目のカテゴリーです。日本発で欧米に飛び火し、世界規模のジャンルとなってきました。
実車を彷彿とさせるエンジンカー
1/5スケール。通称ゴイチ。
23~25ccのガソリンエンジンを搭載し、全長1mほどの大きさで実車を彷彿させる走りをします。ツーリングカータイプとバギータイプがありヨーロッパ製がほとんどです。
軽自動車が買えるほどの価格になってしまうことや、ボディのが大きすぎることがネックになり、走行可能なサーキットが限られてしまいます。それらの問題があるのでユーザー数は少ないですが、実車好きのマニアに根付いたカテゴリーです。
オフロード(土の上や未舗装路面)のエンジンカー
アクロバティックな走りが魅力
1/8スケール。
21エンジン(3.5cc)を搭載したシャフト駆動の4輪駆動が主です。エンジンバギー専用サーキットには2連や3連のジャンプ台があり、3Dさながらのアクロバティックな走りが魅力です。
地上を走っているときだけでなく空中での姿勢制御コントロールも可能で、オンロードカーとは違ったテクニックを要求されます。