タミヤ「ホットショット」をレビュー

タミヤ初のシャフト4WDバギーをアップデートして復刻

TAMIYAホットショット

あのホットショットが復刻

発売当時は羨望の的であったシャフト駆動4WDを持つタミヤのホットショット

ホットショット専用部品を多く使用していたため高価になり、少年には手の届かない夢のラジコンカーでした。

4WDレーシングバギーというジャンルを確立し、エポックメイキングな1台となったホットショットを現代に合わせてアップデートして復刻しました。

基本となる魅力的な構成はそのままに信頼性を向上させた復刻版

タミヤ 1/10 RC ホットショット

ホットショット

1985年にタミヤ初のシャフト4WDレーシングバギーとして登場したのがホットショットです。

極めて低重心設計された戦闘的なフォルム、斬新なメカで武装した高次元な走りで多くのファンを獲得しました。

TAMIYAホットショット2

シャシーは前後に配されたギヤボックス+センターモノコックで構成された3分割構造です。

高い整備性を魅力とし、サスペンションは独創的な前後モノショックオイルダンパーとスタビライザーを装備したダブルウィッシュボーン方式です。

特にリヤサスペンションはコネクティングプレートとプッシュロッドを採用したプログレッシブタイプになっています。

密閉式の前後ギヤボックスにはスラストボールベアリングとデフギヤを内蔵しています。

前後のドライブシャフトやプロペラシャフトは、信頼性の高いドッグボーンタイプに変更され、オイルダンパーも現在の主流であるダイヤフラムタイプとしました。

スピードコントローラーはESCに変更。そのためリヤのアルミヒートシンクは本来必要ではありません。

しかし、ホットショットのリヤビューのポイントともなっているアルミヒートシンクはダミーとしてそのまま残すこだわりようです。

今も色あせることなく魅力的なホットショット。現代の4WDオフロードバギーと走り比べてみても楽しいでしょう。

注:走行にはエクスペックGT-I、またはESC付き2チャンネルプロポとタミヤ7.2Vレーシングパック、または7.2Vアドバンスパックなどのバッテリー&充電器が必要になります。

箱から出してすぐに走行可能な完成モデルもあります!

タミヤ ホットショット XB

XBホットショット

ホットショット完成済みシャシーにラジコンカーの操縦に適したホイラータイプの送信機でコントロールするRCメカを搭載しています。

走行用バッテリーや専用充電器も付属していますので、箱から出してバッテリーを充電すればラジコンカー初心者のあなたでもすぐに走行が可能です!

少年の頃に憧れていたホットショットであなたもラジコンカーを始めてみませんか?

 

1985年に発売されて、当時はなかなか買うことができなかったホットショットが復刻されたのはRCファンにとって衝撃でした。さすがに速さでは現代のバギーに劣りますが、速さだけでない独特な雰囲気を持つ魅力がホットショットには備わっています。
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