共通点が多いミニ四駆とラジコンカー
タミヤが発売している『ミニ四駆』がブームです。
近年ではかつて夢中になっていた大人が中心となって、ミニ四駆ブームを巻き起こしています。
ミニ四駆とは世界的に有名な模型メーカーであるタミヤの看板商品の1つで、1982年に発売が開始されたロングセラーモデルです。
全長15cm、幅10cmと手ごろな大きさで、比較的簡単な構造により子供でも容易に扱えるのがミニ四駆。値段も1000円程度で手頃な点もファンを獲得した要因でした。
ミニ四駆最大の魅力は『グレードアップパーツ』の存在です。
タイヤ・モーター・軽量パーツなどの改造パーツを組み込んで性能アップしたミニ四駆で、仲間とレースをする楽しさが人気の秘密です。
第3次ミニ四駆ブームの中心は大人の男性ですがラジコンカーにステップアップする人が増えているようです。
ミニ四駆とラジコンカーの共通点と違いは
ミニ四駆もRCカーも自分で組み立てて改造やセッティングをします。
ミニ四駆で培った組み立て技術やマシンのセッティング術などは、ラジコンカーでも共通する部分が多いので苦労せずに楽しめるはずです。
工具などもそのまま流用できるものが多くあります。
レースに対する取り組み方や戦い方も共通する部分が多いので、ミニ四駆経験者がRCカーのレースで活躍できる日が来るのはそう遠くないでしょう。
ミニ四駆とラジコンカーで大きく違うのはマシンの操縦です。
ミニ四駆は枠で仕切られたコースを走らせますが、自分の手を離れたら自らの意志でコントロールすることはできず、勝敗はマシンの性能差だけで決まってきます。
ラジコンカーはプロポ(送信機)を使い、自分の意志でマシンを操縦します。
そのためマシンの性能差だけでなく操縦テクニックによってライバルとのタイム差が大きく異なってきます。
ミニ四駆経験者でもラジコンカー初心者の間は操縦をマスターするのが簡単ではないかもしれません。
しかし練習を重ねることで操縦テクニックが身についていきます。
ミニ四駆からのステップアップにおすすめの電動RCカー
電動ラジコンカーにはメーカーで塗装・組み立て・調整が施された完成車(RTR)と、自分で組み立てや塗装をするキットがありますが、ミニ四駆経験者がラジコンカーに挑戦するにはキットが最適です。
ミニ四駆でおなじみのznug design(ツナグデザイン)・根津孝太氏がデザインしたボディを採用したマシンです。
優れた空力性能を持つボディと縦置きモーター・シャフトドライブ4WDにより安定した操縦性が特徴です。
世界的に人気のあるスポーツカー、マツダロードスターND型をモデルにしたラジコンカーです。
実車とは違い前輪駆動方式を採用していることで、ラジコンカー初心者でもスピンの心配が少なく操縦しやすい特性になっています。
豪快にオフロード走行を楽しめる電動バギーの組み立てキットです。
空力に優れたボディや大型リアウィング、シャフトドライブ4WDシャシーにより抜群な走行安定性を獲得しています。
オイルダンパー+ロングアームの4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションによりビッグジャンプも余裕でクリアします。
今回ご紹介したタミヤ製ラジコンカーキットには、プロポ・走行用バッテリー・充電器が必要になります。
タミヤから発売されているファインスペック2.4G 電動RCドライブセットには、送信機・受信機・サーボ・スピードコントローラーに加えて、走行用7.2Vバッテリーと専用充電器がセットされています。
ファインスペック2.4Gは周波数(バンド)管理の必要がない2.4GHzなので、複数台の同時走行が気軽に楽しめます。
バック走行が可能なスピードコントローラーには、最高速を遅く設定できるビギナーモードが装備されているので、操縦に慣れていない初心者でもゆっくりとしたスピードで練習することができます。
ミニ四駆とラジコンカーでは共有できる部分が多くあり、ラジコンカーで得たノウハウをミニ四駆に生かすこともできます。
ぜひラジコンカーにチャレンジして頂点を目指してください!