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ラジコンカーの操縦が上手い人は車の運転も上手いの?という質問
RCカーレースで活躍してから実車のプロドライバーになった人はいますか?
反対に実車を上手く走らせる人は、ラジコンカーの操縦も上手です。
RCカーレースで活躍してから実車レースに転向して、F1ドライバーまで登りつめた選手もいます。
ラジコンカーと実車は共通点が多い
RCカーレースで活躍するエキスパートドライバーたちの走りを目の当たりにすると、人間業とは思えないような操縦テクニックに圧倒されてしまいます。
ラジコンカーの操縦が上手くても実車の運転とは結び付かないという人もいます。
しかしラジコンカーと実車には共通点が多くて、両分野で活躍する選手が多数存在します。
RCカーを速く走らせるには実車の理論が不可欠
ラジコンカーを速く走らせるには、サーキットに合ったセッティングを施すことが重要です。
サスペンションやタイヤ、ボディの空力など様々なセッティング箇所がありますが、実車のレーシングカーと共通する部分が多くて考え方や理論が面白いほど似ています。
実際にRCカーレースの世界で大活躍した後、実車のレーシングカーメカニックになった選手がいます。
彼らは非常に感性が鋭く、猫の目のように変化するレース環境でも臨機応変に対応することができるメカニックとして活躍しています。
RCカーレースの経験を生かしながら実車のプロドライバーにステップアップした選手
RCカーレースから実車のレースに転向した日本人選手で、有名なのはピストン小泉こと小泉和寛選手でしょう。
小泉選手はチーム京商のサポートドライバーとして全日本選手権や世界選手権で活躍した後、実車レースに転向、スーパー耐久でチャンピオンに輝くなど大活躍しています。
その他にも桂伸一選手や高麗淳一選手など、多くのRCカーエキスパートが実車レースにチャレンジしています。
RCカードライバーからF1ドライバーにステップアップ
RCカードライバーから実車プロドライバーにステップアップした選手の中で、もっとも成功したのがペドロ・デ・ラ・ロサです。
1971年にスペインで生まれたペドロ・デ・ラ・ロサは、少年の頃からRCカーレース(1/8エンジンオフロードバギー)を開始、1983年と1984年にヨーロッパ選手権優勝、1986年の世界選手権で準優勝など好成績を収めています。
1988年からレーシングカートを始め、フォーミュラ・フィアット・ウノ・スペイン選手権チャンピオン、スペイン・フォーミュラ・フォード1600選手権チャンピオン、イギリス・ フォーミュラ・ルノー選手権チャンピオンを獲得。
その後は活躍の拠点を日本に移したので記憶に新しい方も多いことでしょう。
日本では全日本F3選手権チャンピオン、フォーミュラ・ニッポンチャンピオン、全日本GT選手権チャンピオンに輝いています。
1999年から念願のF1にステップアップ、アロウズ、ジャガー、マクラーレン、ザウバー、HRTを渡り歩いて2012年までF1ドライバーとして活躍しました。
RCカーレース、実車レースの両部門で頂点まで登りつめたペドロ・デ・ラ・ロサですが、ある雑誌のインタビューで「車の構造、レースの戦い方はRCカーで学んだ」と答えています。
いつの日かレーサーやレーシングメカニックを目指すのなら、RCカーでセッティングや理論、レースの戦い方を学べば将来役に立つかもしれませんよ。