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同じラジコンカーなのにタイム差が出るのはなぜかという質問
同じモーター、バッテリーですが直線の速さも違います。同じラジコンカーなのになぜ性能差が出るのでしょうか?
サーキットにおけるタイム差は、走らせ方(操縦テクニック)によるところが大きいですね。
組立やセッティングの良し悪しで決まるRCカーの性能差
同じラジコンカーを走らせているのに性能差が生まれることはよくあります。
サーキットを走れば、タイムを測るだけでその差がはっきりと分かりますね。同じ車種同士で争うワンメイクレースでも、トップと最下位で大きな差がつくことは珍しいことではありません。
ラジコンカーの性能差は組み立て段階から発生している
たとえ取扱説明書どおりに組んだとしても、組み立てた人間によってRCカーの性能差が生まれてしまいます。
ネジの締め方から始まって、各部品の平行度やすり合わせ、下処理の有無などによってRCカーの完成度が決まります。まったく同じ部品をネジ止めして性能差など出ないだろうと思うかもしれませんが、2つ以上の部品を組み合わせるときは組む人間によって仕上がりが異なります。
組む人間による性能差は、経験値が少ないビギナーほど差が大きくなる傾向があります。
反対にエキスパートドライバーは自分なりの組み立てた方を確立していて、各部の性能を最大限に引き出すコツを知っているので組み立てによる性能差は小さくなります。
同じ車種で争うワンメイクレースほど組み立て方による性能差が結果を左右するので、慎重な組み立てが要求されます。
セッティングによるラジコンカーの性能差
初心者向けのキットであっても、セッティング箇所が存在します。たとえばトーインの場合、見かけ上はトーゼロに合わせていても、左右のタイロッドの長さが異なればコーナリングで左右差が生じてしまいます。
セッティング箇所が少ない車種ほど悩む箇所が少なくて初心者向けと思われていますが、その分微妙な狂いが大きな差となって現れてしまいます。
操縦テクニックが決めるラジコンカーのタイム差
サーキット走行によるタイム差の原因は、ドライバーの操縦テクニックによるところが大です。
同じモーター、同じバッテリーだとしても、ストレートに繋がるコーナーの立ち上がり方によって最高速度が変わってきます。
もし自分の操縦テクニックに自信があるのに友人に勝てないのなら、友人のRCカーをあなたが操縦してみてください。
それでヨーイドンしてあなたが勝てたら、あなたのRCカーの性能が劣るということです。その場合は組み立て方やセッティングの精度を高める努力をすれば友人との差が縮まります。
友人のRCカーをあなたが操縦して、それでもあなたが負けてしまったら、単純にあなたの操縦レベルが劣っているということです。
この場合は練習を重ねてRCカーの操縦レベルを向上させるしか方法がありません。