この記事の目次
予算3万円で選ぶラジコンの電動オフロードバギー
初めてのラジコンカー選びはどんな種類でいくら必要なのか
自分で組み立てたマシンを自由自在に操る楽しみはRCカーならではのものです。
ところがラジコンカーを始めたくても入門者向けの情報が意外と少ないために、どんなRCカーを買ったらいいのか迷ってしまう方が多いようです。
そこでこの記事では初心者のラジコンカー選びと必要な予算、そしてRCカー初心者におすすめするタミヤ製ラジコンカーについて紹介していきます。
RCカー初心者が最初に選ぶ1台は電動オフロードバギーがおすすめ
初めてのRCカーはエンジンカーと電動カーのどっちを選ぶ
ラジコンカーを大別すると「電動カー」と「エンジンカー」に分けられますが、まずは電動カーから始めることをおすすめします。
いきなりエンジンカーから始めると、エンジン始動やキャブレター調整でつまずく可能性が大です。
知り合いにエンジンカー経験者がいなければ迷わず電動カーから始めましょう。
初めてのRCカーはどの大きさ（スケール）を選ぶ
電動カーの大きさはスケールによって区分されています。
1/27スケール～1/5スケールまで様々な大きさがありますが、まずは1/10スケールを選ぶといいでしょう。
1/10スケールは電動カーでもっともポピュラーなサイズなので、入門者向けのRCカーが数多く発売されています。
初めてのRCカーはオンロードカーとオフロードカーのどっちを選ぶ
電動カーは走らせる路面によって「オンロードカー」と「オフロードカー」に分けられますが、オフロードカーから始めると走行場所の確保に苦労しません。
オンロードカーは基本的にサーキットのような平らに舗装された路面でしか走れませんが、オフロードカーならちょっとした空き地や悪路でも楽しめます。
RCカー初心者がいきなりサーキット走行することは敷居が高すぎるので、まずは比較的走る場所を選ばないオフロードカーから始めてみましょう。
➤➤ラジコンカーでオフロード走行はおすすめ【ジャンプ・バギー】
RCカー初心者に必要な予算額とは
ラジコンカーの基本は自分で組み立てて塗装をする「キット」です。
しかしキットだけでは走らせることができなくて、ラジコンカーを操縦する「プロポ」と動力源となる「バッテリー&充電器」が別途必要です。
ラジコンカーの組み立てや整備に工具が必要です。その他には塗料や接着剤などを用意します。
これらをすべて揃えて1/10スケールの電動オフロードバギーを始めるときに必要な予算は「3万円」です。
これ以上高いものだと競技色が強すぎて扱いに苦労します。反対に安いものは「おもちゃ感」が強くてすぐに飽きてしまうでしょう。
タミヤXBシリーズのようなメーカー完成車は組み立てや塗装、プロポの搭載が完了していて、購入後にすぐに走らせることができる便利なセットです。
このようなメーカー完成車も、「キット＋プロポ＋バッテリー&充電器」で構成されているので、予算的には大差ありません。
RCカー初心者におすすめする予算3万円で選ぶタミヤ製オフロードラジコンカー
本格的なシャフトドライブ4WDや、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを持つシャーシ構成です。初心者でも組み立てやすいキットです。
整備性に優れたシャーシは修理やメンテナンスが容易で、セッティング変更も簡単にできます。
未来派フォルムのボディはカット済でブラックメッキが施された特別仕様です。
気になる操縦性は540モーター＋4WDなので、RCカー初心者でも余裕を持って操縦できるスピードになっています。
シンプルな後輪駆動2WDによる素直な走行特性を持つ、ラジコンカーの基本的な操縦を覚えるのに最適な1台です。
ロングホイールベースと本格的な4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション&フリクションダンパーの組み合わせで確保されるリアグリップが、安定感のある走りを実現しています。
こちらも540モーター搭載なので、RCカー初心者でも安心なスピードです。
操縦に慣れてきたらワンランク上のモーターにチャレンジしてみましょう。
デュアルリッジとレーシングファイターにおすすめなプロポセット
デュアルリッジとレーシングファイターは、RCプロポや走行用バッテリー&充電器が別売りなので別途用意しなければなりません。
おすすめはタミヤがリリースしている「ファインスペック2.4G電動RCドライブセット」です。
通常の電動カー用2チャンネルプロポだと、走行用バッテリーと充電器を別に購入する必要があります。
しかしファインスペック2.4G電動RCドライブセットには、ホイラータイプの送信機、ステアリングサーボ、受信機、アルミヒートシンク付きのESC（スピードコントローラー）の他に、走行用の7.2Vバッテリーと充電器が付属していてバラで買うよりもお得なセットになっています。
ファインスペック2.4Gは2.4GHz帯の周波数を使用しているので、複数台の同時走行でも電波が混信する心配はありません。
ESC（スピードコントローラー）はバック走行ができるタイプなので、操縦に慣れていないラジコンカー初心者でも安心です。
キットとプロポセットの他に、必要となる工具についてはこちらをご覧ください。
➤➤ラジコンカーの組み立てやメンテナンスに必要な工具の選び方
ラジコンカーは最初の1台が肝心です。この記事を参考にしてラジコンカーを一生の趣味にして頂ければ幸いです。
