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ラジコンカーでオフロード走行した後はきれいにメンテナンス
汚れやすいオフロードカーは定期的なメンテナンスが必要
オンロードカーが走れない荒れた路面でも、ガンガン走れるのがオフロードカー(バギー)の魅力です。しかしオフロードカーの悩みが走行後のメンテナンスです。
泥だんごのようになってしまったオフロードカーを見ると、RCカー初心者はどう手入れをしていいのか頭を抱えてしまうかもしれません。
そこで今回は、オフロードカーのメンテナンス方法を紹介していきましょう。
オフロードカーのメンテナンス方法
まずは全体の泥を落とす
泥汚れがひどいとメンテナンス作業に支障をきたすので、全体の泥を大まかに落としておきましょう。
できれば走行直後に泥落としをしておけば、帰宅後のメンテナンスがスムーズにできます。
ひどい泥汚れをハケやブラシで落とそうとしても逆効果です。ドライバーや六角レンチなどを使ってこそぎ落してしまいましょう。
※どんなにひどく汚れた状態でも、ラジコンカーに直接水を掛けて洗車してはいけません。RCメカやモーター、バッテリー、エンジンが動かなくなったり、ベアリングやシャフトが錆びて再使用できなくなります。
ボディやタイヤは水洗いする
ボディ、ウィング、タイヤをシャシーから取り外したら水洗いします。
ボディとウィングはスポンジと中性洗剤を使い、タイヤとホイールは使い古した歯ブラシを使って汚れを洗い流します。
洗浄後は水気をよくとってから乾燥させておきましょう。
シャシーの手入れをする
泥だんご状態になっていなければ、ボディ、ウィング、タイヤを外したシャシーはそれほどひどく汚れていないことがほとんどです。
この状態であればハケや歯ブラシを使って汚れを落としていくことで簡単にキレイになります。
ハケを掛けた後にシャシーやサスアームを濡れたウエスで拭き、ネジの頭に詰まった泥をキリや精密ドライバーの先を使って落とせばメンテナンス終了です。
汚れたラジコンカーをバラして洗浄
ひどい泥汚れのときはバラして水洗いする
オフロードカーはボディがシャシーを包み込む形状になっているので、ひどく汚れた状態でもシャシー上に泥が入り込むことはあまりありません。
しかしむき出しのサスペンションやギアボックスなどは泥だらけになってしまいます。
あまりにも汚れがひどいときは、サスペンションやギアボックスをシャシーから取り外して、バラしてしまいましょう。
樹脂パーツは水洗いする
サスペンションやギアボックスの樹脂パーツは、歯ブラシを使いながら水洗いして泥を落とします。
※水洗いする前に金属パーツを必ず取り外しておきます。
洗浄後は曲がりや割れの有無を確認して、必要であれば新品に交換しましょう。
金属パーツは水洗いしない
ダンパーやサスシャフト、ベアリングなどの金属パーツは、錆びてしまうので水洗い厳禁です。
ハケや歯ブラシで大まかに汚れを落としたら、CRC5-56やWD40を含ませたウエスで拭き上げておきます。
このときサスシャフトや駆動系シャフトの曲がりをチェックします。
ベアリングのゴロつきも確認して、必要ならば新品に交換します。
オフロード走行後はオイルダンパーのオイルが汚れたり、オイル漏れが発生するのでバラしてダンパーオイルやオーリング・ダイヤフラムを交換しておきましょう。
ラジコンカーの中でもっとも汚れるのがオフロードカーです。
メンテナンスを嫌う人が多くいますが、メンテナンスをすることで各部のチェック、修理ができて、性能維持につながります。
メンテナンスも慣れれば楽しい作業ですよ。