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ルールとマナーを守ってRCカーを楽しむ
自分の好きなマシンを思うがままにコントロールできるラジコンカー。走らせているとつい夢中になってしまいますね。
しかしルールやマナーを守らないと思わぬ事故を起こしたり、他人に迷惑を掛けてしまいます。
この記事はラジコンカー初心者が知っておきたい、RCカーを走らせるときの基本マナーとルールのまとめです。
RCカーを走らせるときの基本マナーとルール
RCカーを走らせるときの注意点
- RCカー専用サーキットなど、安全が確保できる場所で走行させる
- 小さな子供の近くでは走らせない
- 公園や河川敷など、RCカーの走行が禁止されている場所では走らせない
- 他人の迷惑になる場所では走らせない
- 夜間や早朝の走行は慎みましょう(特にエンジンカーは周辺への配慮が必要です)
ノーコン(混信)に注意する
RCカーは電波を使ってコントロールします。RCカー以外のラジコンや無線機器が同じバンド(周波数)を使っていると、お互いの電波が混信してコントロールできなくなるので注意が必要です。
近くにラジコンで遊んでいる人がいたら、「こんにちは、バンドはどれを使っていますか」などの一声掛けてお互いのバンドを確かめ合いましょう。
プロポの取り扱い方
走行前にプロポ(送信機)の電池(バッテリー)の残量が十分あるか確認します。
受信機用バッテリーも合わせて確認します。
プロポのスイッチを入れる順序
電動RCカーの走行を開始するとき
- 走行用バッテリーのコネクターをつなぐ
- 送信機のスイッチを入れる
- 受信機のスイッチを入れる
電動RCカーの走行を終えたとき
- 受信機のスイッチを切る
- 送信機のスイッチを切る
- 走行用バッテリーのコネクターを外す
エンジンRCカーの走行を開始するとき
- 送信機のスイッチを入れる
- 受信機のスイッチを入れる
- エンジンを掛ける
エンジンRCカーの走行を終えたとき
- エンジンを止める
- 受信機のスイッチを切る
- 送信機のスイッチを切る
電動RCカーのバッテリーの取り扱い方・注意点
正しく充電する
- 専用充電器を使用して、取り扱い説明書に従いながら正しく充電する
- 充電が終わったらコードを抜いておく
- 熱を持ったバッテリーを充電しない/冷めるのを待ってから充電する
- 水に濡れたバッテリーを充電しない
配線コードに注意する
- バッテリーの配線の被膜破れやコネクター部分の緩みは常にチェックしておきます
- ショートの原因になるので配線コードはむき出しで使用しない
- RCカーを走らせないときはバッテリーのコネクターを抜いて、車体から外しておく
ヤケドに注意する
走行直後のバッテリーやモーターは熱を持っていることがあります。素手で触ったりせずに、しばらく時間をおいて冷ましましょう。
バッテリーがなくなるまで走らせない
走行用バッテリーと受信機用バッテリーを共用しているRCカーで、バッテリーがなくなるまで走行を続けているとノーコンになることがあります。
走行用バッテリーが減ってきてスピードが落ちてきたら、速やかにマシンを回収して走行を中止します。
バッテリーはむやみに捨てない
使い終えたバッテリーは購入した販売店に戻してリサイクルに協力しましょう。
むやみに捨てたり、火中に投じてはいけません。
エンジンRCカーのエンジン・燃料の取り扱い方・注意点
走行場所に注意する
エンジンカーはスピードと排気音が魅力ですが、他人にとって迷惑になることがあります。また引火性の高い燃料を使用します。
走行場所や走行時間に注意して安全に楽しみましょう。
火気厳禁
引火性の高い燃料を使用するので、火気のあるところでのエンジン始動や燃料補給は厳禁です。
タバコを吸いながらの燃料補給も大変危険です。
ヤケドに注意する
エンジンやマフラーは非常に高温になります。ヤケドの危険性があるので素手で触ってはいけません。
RCカー用の燃料を使用する
RCカー用として販売されている燃料を使います。
ガソリンや灯油を使うとエンジンを壊すだけでなく、火災の原因になります。
エンジン始動は屋外で行う
マフラーから排出される排気ガスは有害です。
室内や風通しが悪い場所でエンジンを掛けないようにしましょう。
燃料の保管場所に注意する
燃料を保管するときは燃料缶のキャップが確実に閉まっていることを確認して、子供の手の届かない冷暗所で保管しましょう。
火気の近くや高温になる場所で保管してはいけません。
燃料が目に入ったり誤飲したとき
燃料が目に入ったり誤って飲んでしまったときは、まず多量の水で洗い流したり、うがいをします。
その後、速やかに医師の手当てを受けてください。