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オンロードRCカーを始めるときに悩むのがグリップとドリフト(ラジドリ)
ラジコンカーにはオンロードとオフロードがあってそれぞれに違いがあります。
➤➤ラジコンカー初心者が知りたいオンロードとオフロードの違い・選び方
オンロードでRCカー入門を決めたけれど、「グリップ」「ドリフト(ラジドリ)」どちらで始めたほうがいいのか悩む方が多いようです。
同じオンロードというジャンルでもグリップとドリフトは性格が正反対で、操縦方法や考え方がまったく異なります。
そこで今回はグリップとドリフトの違いを紹介していくので、初めてのラジコンカー選びの参考にしてください。
ラジコンカーのグリップ走行とは
グリップのラジコンカーは車(タイヤ)をなるべく横滑りさせないように走らせます。
グリップで重視されるのがサーキットを走ったときのラップタイムで、いかに短い時間で速く走るのかを競います。
入門用からエキスパート向けまで様々なグリップRCカーが発売されていますが、レベルによって速度差が大きい点がグリップの特徴です。
ラジコンカーのドリフト(ラジドリ)走行とは
ドリフト(ラジドリ)はラジコンカーを横滑りさせて楽しむカテゴリーです。グリップとは正反対の考え方ですね。
ラジドリにもサーキットが存在しますが、ラップタイムの速さを競わずにドリフトの姿勢やキレイさなどを見た目で審査して競います。
ラジドリの特徴は速度の低さです。
ラジドリにも入門用からエキスパート向けまで様々な車種が発売されていますが、レベルが上がっても速くなるとは限りません。
RCカー初心者がはグリップとドリフト(ラジドリ)どちらを選ぶべきか
同じオンロードRCカーであってもグリップとドリフトは考え方が正反対で、追い求めるポイントもまったく違うことが分かって頂けたと思います。
スケートで例えるならグリップがスピードスケートで、ドリフトがフィギュアスケートといった感じでしょうか。
グリップとドリフト(ラジドリ)どちらが簡単なのか
グリップとドリフト、どちらが簡単でRCカー入門者向けなのでしょうか。結論からいえばどちらから始めても違いはありません。
よく「グリップはスピードが速くて難しい」「速度が遅いラジドリのほうが楽で初心者向け」といわれたりしますが、速度が遅いラジドリの操縦が楽ということはありません。
たしかに速度が速ければそれなりに操縦テクニックを要求されますし、クラッシュしたときの金銭的負担が大きくなります。
しかし入門向けのグリップRCカーはスピードがそれなりで、設定次第ではさらに遅くすることができるので、グリップ=速くて難しいとはなりません。
タイヤなどの消耗品やクラッシュしたときに必要なスペアパーツなどのランニングコストも、グリップとドリフトで大差はありません。
極めていったときの難易度も同じような感じです。
どちらもエキスパートになるには操縦テクニックやセッティング技術の習得が必要で、そこまでに掛かる金銭面も同じくらい必要です。
RCカーの基礎を学ぶならグリップから始めるのがおすすめ
もしあなたがRCカーという趣味を長い目で続けていきたいと考えているのなら、グリップから始めることをおすすめします。
ラジコンカーの操縦の基本は「まっすぐ走る」「曲がる」「止まる(減速する)」ですが、グリップのほうが車の挙動をつかみやすくて操縦テクニックの習得に最適で、変な癖がつきにくいからです。
実際にラジドリの名手にグリップ出身者が多いことからも、グリップで得た操縦テクニックが重要であることを証明しています。
これはRCカーだけでなくて実車の世界でも同じですね。グリップが速い人はドリフトも上手です。
TT-02Dならタイヤを履き替えるだけでグリップとドリフトの両方を楽しむことができます。
ラジドリでRCカー入門を考えている方でも、まずはタイヤをグリップのものに履き替えて操縦テクニックの基本を練習してみましょう。
「まっすぐ走る」「曲がる」「止まる(減速する)」テクニックを身に付ければドリフト走行もスムーズにできるようになりますよ。
➤➤初めてラジコンカーを走らせてみる
➤➤ラジコンカーを思いのままに走らせよう【正しい操縦方法】
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