この記事の目次
あ行:ラジコンカー用語集
あ行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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RC、R/C | ラジコン、ラジオコントロールの略。無線で操縦すること |
RTR | レディ・トゥ・ラン(Ready To Run) メーカー完成車でプロポ、バッテリー、エンジンなどがセットされ購入後に即走行可能 |
RX | 受信機 |
アイドリング | エンジンが低回転している状態 |
アイドリング調整 | エンジンが低回転し、なおかつクラッチが切れているように調整すること |
アッカーマン | ハンドルを切ったときの内側タイヤと外側タイヤの角度差のこと。内側タイヤの角度のほうが強くなる |
アクスル | 動力を伝える軸、棒 |
アソシ | アメリカのRCカーメーカー。 RCカー創世記からの名門 |
アッパーアーム | サスペンションの上側のアーム |
安定化電源 | AC100VをDC12Vに変換する装置。充電器やタイヤセッターを接続して使う |
アンダーステア | ラジコンカーが自分の思った回転半径より曲がらないこと。ハンドルを切るのが遅く曲がりきれないことを手アンダーとも言う |
アンプ | 受信機からの命令信号によりモーターの回転数を制御する装置 |
石原直樹 | 1979年度IFMAR 1/8エンジンレーシングカー世界選手権で日本人初となるTQ(予選1位)を獲得した伝説のドライバー |
ESC | エレクトリック・スピード・コントローラー(Electric Speed Controller)の略 。アンプ、スピコンともいう |
1G | マシンを地面に置いた走行時の車高状態 |
EP | 電動(Electric Power)の略 |
IFMAR | イフマ(International Federation of Model Auto Racing)ラジコンカーの世界連盟。世界選手権などを統括する |
インナースポンジ | ゴムタイヤとホイールの間に入れるドーナッツスポンジ。実車タイヤの空気圧の役目をする。硬さや材質を変えてグリップ調整する |
内切り | ドリフト走行でカウンターを当てるのではなくコーナー中心に向けてハンドルを切っている状態。内切りアンダーなどと言う |
ABCホビー | 大阪にあるラジコンメーカー |
AM | 電波型式のひとつで振幅変調とも呼ばれる。ノイズに弱い |
ACチャージャー | 一般家庭用コンセント(交流)で使用する充電器 |
FRP | 繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略。軽量、高強度な複合プラスチック |
FM | 電波型式のひとつで周波数変調とも呼ばれる。ノイズに強い |
遠心クラッチ | エンジン回転数に応じて動力を切ったり伝えたりする装置。ラジコンカーは遠心式がほとんどである |
オーバーステア | ラジコンカーが自分の思った回転半径より曲がりすぎること |
オイル路面 | エンジンカーの排気オイルがライン上に撒き散らされた路面。冬場のスポンジタイヤ使用時に強力なグリップを生む |
大阪賢治 | 2001年度IFMAR 1/8エンジンレーシングカー世界チャンピオン。1/8エンジンレーシングカーでは大阪選手が日本人初制覇 |
オンロード | アスファルトなどで舗装された路面 |
オフロード | 土や芝生などの舗装されていない路面 |
か行:ラジコンカー用語集
か行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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カーボン | 炭素繊維強化プラスチックのこと。ラジコンカーではシャシー、メカプレートなどに用いられる |
カーボン混入樹脂 | プラ樹脂にカーボン繊維を混ぜて剛性を向上させたエンジニアリングプラスチックのこと。シャシーやサスアームなどに用いられる |
カツカツ | 緊張のあまり周りが見えなくなってしまうこと |
金井祐一 | 2000年度IFMAR 1/8エンジンオフロードカー世界チャンピオン。名車インファーノシリーズの開発者 |
かぶる | 電波状況の不良でマシンが時々操縦不能になること。エンジンのニードル調整が甘く燃調が濃い状態でも用いる |
亀 | パイロンなどに乗り上げたりしてマシンが浮いて動かなくなること |
絡む | マシン同士がクラッシュすること |
川田模型 | 愛知県豊田市にあるラジコンカーメーカー |
キーエンス | 大阪に本社がある大手電子機器メーカー。ラジコン用のスピコンアンプでも有名 |
決まってる | マシンのセッティングが出ている状態 |
ギヤ比 | ピニオンギヤとスパーギアの比率 |
キャスター角 | フロントタイヤを真横から見たときのキングピン(ハンドルを切った時にタイヤが左右に回転する軸)の傾きのこと |
キャンバー | クルマを正面から見た時の路面とタイヤの角度 。ハの字をネガティブキャンバー、逆ハの字をポジティブキャンバーと言う |
京商 | 神奈川県厚木市にある大手総合RCメーカー |
キョーシンデベロップメント | 海外の有名ラジコンブランドの輸入元。堺市 |
魚雷 | 前走車の後ろめがけて突っ込むさま |
切れ角 | ハンドルを切った時にステアリングが左右にどれくらい動くかのこと。ドリフトの場合には切れ角が大きいほどマシンに角度をつけたドリフト走行が可能となる |
キングピン | ハブキャリアとナックルアームを連結する部品。支点となりステアリングが作動する |
食う | 路面やタイヤのグリップ力があること |
クリスタル | プロポの送受信機に装着されている水晶片。違う周波数に差し替えてバンドを変更できる |
グリップ剤 | ゴムタイヤやスポンジタイヤのグリップを上げるために開発された薬品 |
グローエンジン | ラジコン用で最も多いエンジン形式。ラジコンカー、ボート、飛行機、ヘリなどで用いられている。メチルアルコールを主成分としたグロー燃料を使用する |
クロス | 千葉県市川市にあるラジコンメーカー。チューニングパーツなどが有名 |
ケイチューン | 千葉県市原市にある大型サーキット。世界選手権も開催された名門サーキット |
ケツカキ | 4WDのマシンで前後の駆動比を変えることで前後タイヤの回転数に差をつけて、実車のようなカウンタードリフトを可能にしたスタイルのこと。フロントタイヤを基準にした時にリア(ケツ)タイヤの回転数が多く路面を掻く(カキ)ことから「ケツカキ」と呼ばれる |
540 | 1/10ラジコンカーで主流のモーター。マブチ製を代表に特性の異なるさまざまな種類があり選択幅が広いモーター |
こける | マシンがクラッシュやハイサイドをしてゴロゴロと転がってしまうさま |
転がる | 転倒ではなく、コーナーでマシンが無理なく速く走るさま |
コネクタ | コードの端に取り付け抜き差しが簡単にできるようにするための部品。使用場所や電流量に応じて様々な形状、種類がある |
高麗淳一 | 東京ディズニーランドで開催された1985年度IFMAR 1/8エンジンレーシングカー世界選手権決勝でのトップ快走中のガス欠は未だに伝説として語り継がれている(2位入賞) |
近藤科学 | KOプロポ。東京都荒川区にあるプロポメーカー。ロボット分野でも有名 |
さ行:ラジコンカー用語集
さ行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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サーパント | オランダにあるRCカーメーカー |
サーボ | サーボモーターのこと。受信機からの制御信号により命令された位置まで回転する。サーボモーターの動きはタイロッドに伝えられステアリングやスロットルを動作させる。その仕組みをリンケージと呼ぶ |
サスペンション | タイヤホイールを任意に定められた角度で保持し、路面や車体からの入力により作動する |
真田幸治 | 1990年度IFMAR 1/8エンジンオフロードカー世界チャンピオン。1/8エンジンオフロードカーでは真田選手が日本人初制覇 |
佐橋忠彦 | 2013年度IFMAR 1/8エンジンレーシングカー世界チャンピオン |
三和電子機器 | 大阪府東大阪市 にあるプロポメーカー。TVやエアコンのリモコンでも有名。サンワプロポ |
GP | ガスパワード(Gas Powered)の略。エンジンカーのこと |
ジオメトリー | シャシーの設計段階で設定された各部の配置や寸法。サスペンションジオメトリーなど |
失速 | コーナリング中に速度が落ち過ぎるさま |
シミズ | ゴムタイヤメーカー |
ジャイロ | 機械的に車体のバランスを制御する装置。 ここ数年で大きく性能が向上しF-1などの2WD車に搭載されることが多くなった。雨中走行が可能になったのはジャイロの威力 |
シャシー | フレーム、土台のこと。カーボンやジュラルミン製が多い |
シャフトドライブ | モーターやエンジンの動力をシャフトで駆動輪に伝える方式 |
周回レース | 規定集回数により競うレース |
ジョイントカップ | ドライブシャフトと組み合わされるカップ状のジョイント部分 |
ショックアブソーバー | 路面の凹凸による衝撃を吸収してマシンの姿勢を安定させる装置 。オイルダンパーともいう |
充電器 | 充電可能な電池に電気を蓄えるための装置。ニッカド、ニッケル水素、リポなどの充電池の特性に合わせて専用の充電器があるので原則、兼用できない ので要注意 |
受信機 | 送信機から発信された電波を受け、サーボモーターの制御信号に変換する装置のこと。3つのサーボが接続可能なら3ch受信機、4つのサーボが接続可能なら4ch受信機というようにch(チャンネル)数で表示する |
シリコンオイル | シリコン系オイル。温度変化による硬さの変化が少なく安定した硬さを維持できる。オイルダンパーやギアデフの充填オイルとして使用される |
スキッド角 | シャシー前面またはロアアームに角度がついていること。スキッド角がついていると路面ギャップの走破性が高くなる |
スケール | 本物のクルマをスケールダウンして作った模型の大きさを表現するときに1/10スケール(実物の1/10サイズ)などと使う。また、実物そっくりだったり、雰囲気がある時「スケール感がある」などともいう |
スタッガースタート | 予選などで1台ずつスタートする方式 |
スタビライザー | 左右のサスペンションを連結し安定させるための棒や板のこと。アンチロールバーともいう |
ステアリング | 操舵機構のこと |
スティックプロポ | レバー(スティック)でコントロールするタイプのプロポ(送信機) |
スパーギヤ | ピニオンギヤからの駆動力を受ける大径のギヤのこと |
スピードコントローラー | モーターの出力をコントロールする装置の総称。スピコン |
スライドバルブ | キャブレターの吸気コントロールをする左右にスライドするバルブ。レスポンスに優れる |
スリックタイヤ | トレッド面に溝をもたないツルツルのタイヤのこと |
スリッパークラッチ | 必要以上のパワーがかかった時に滑ることでパワーの一部をロスさせて過度なホイールスピンなどを防ぐための装置 |
スロットル | エンジンコントロールやアンプの出力コントロール操作をスロットルと呼ぶ |
スロットルバルブ | エンジン回転数を調整するために混合気量をコントロールするバルブ。キャブレター内部にありスロットルサーボの動きに合わせて開閉させる |
セントラルRC | 大阪、堺市にあるRC関連の輸入販売商社 |
センターワンウェイ | 一定方向にしか動力を伝達しないベアリングを前後アクスルまたはデフの間のシャフトに取り付け、前輪への駆動伝達をスロットルオフ時にフリーにする機構 |
セル | 充電池パックを構成する最小単位の電池のこと。「7.2Vパック」と電圧で表現する代わりに「6セルパック」などという |
全損 | 使い物にならないほど壊れたさま |
送信機 | ラジコンのコントロール部のこと。電波でラジコンカーに命令を送る。プロポとも呼ばれる |
ソリッドアクスル | 左右のアクスルシャフトを連結して旋回時に左右の回転差を吸収しないデフユニット。スプール 、ノンデフとも言う |
た行:ラジコンカー用語集
た行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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タイムアタック | 1周のベストタイムを競うレース。主に予選で用いられる |
タイロッド | ステアリングでサーボセイバーとアップライトを繋ぐ棒 |
タミヤサーキット | 静岡県静岡市にある田宮模型運営のサーキット。電動RCカーの聖地 |
タミヤ掛川サーキット | 静岡県掛川市にある田宮模型運営のサーキット。日本最大級規模を誇る |
田宮模型 | 静岡県静岡市にある世界的に有名なプラモデル・ラジコンメーカー |
たれる | バッテリーが走行中になくなること。タイヤのグリップ低下もたれると言う |
ターン数 | モーター内部に位置するローターへ何回転コイルを巻いたかを表す単位。数値が少ないほど大電流を消費できるのでハイパワーモーターとなる |
ターンバックル | シャフトをねじ込む量で長さの微調整が行えるタイロッドで左右でネジ切りの向きが異なるもの。タイロッドの片側が正ネジ、反対側は逆ネジになっている |
ダイヤフラム | オイルダンパーの部品でオイルシールとして使われている帽子型のゴム部品 |
立ち | コーナー脱出の際、加速が鈍いことを立ちが悪い、立たないと言う |
タッピングビス | 樹脂パーツなどにネジ切りしながら固定するビス。樹脂シャシーを採用するモデルで多く使用されている |
単走 | ドリフトイベントの審査方法のひとつ。単独で走行を行い走りを審査する方法。単走審査 |
団体戦 | ドリフトイベントにおいて複数台のマシンで同時に走行をし、前のマシンに繋がったような状態で走行しチームのまとまりやラインの美しさを競いあうこと |
ダンパー | 衝撃吸収パーツ。スプリングとオイルを封入したシリンダーの組み合わせで成り立つ部品。オイルやスプリングの変更で柔軟性と硬さの調整をする |
チャージャー | 充電器のこと |
チャンネル | 無線用語でチャンネル(ch)といえば周波数を指す(テレビの1ch、4chなど)。ラジコンの場合は制御できる舵などの数を表すときに用いる。例として3つのサーボをつなぎ3つの舵を動かせるなら3chプロポとなる。また「1chはステアリング、2chはエンコン」というように各chに番号を付けて呼ぶこともある |
直線番長 | 直線だけ速い人のこと。コーナーは二の次 |
追走 | ドリフト競技において2台のマシンが並走しながら走行するスタイル。2台同時走行することでどちらのマシンがよりカッコいい走りができるのか争う |
ツーリングカー | ラジコンカーでは箱型ボディをツーリングカーと呼ぶ。普通乗用車をモデルとしたのラジコンカーのことを指している |
デフギヤ | ラジコンカー装備されるデファレンシャルギヤのこと。コーナリング中に左右のタイヤが描く距離は異なるために、回転数が同じだとアンダーステアが発生する(実際の舵角より大回りになる)。そこで左右のタイヤの回転差を吸収しスムーズに回れるようにするのがデフ。2WDの場合は駆動輪の左右に、4WDの場合は前後に装着される |
デフグリス | シリコン系のグリスで一般の潤滑グリスと違い、パーツ同士の接触抵抗を大きくする目的のグリス。ボールデフグリス。ギヤデフの場合には高粘度のシリコンオイルを封入して、デフの動きの重さを変え走行特性を変更する |
デフボール | ボールデフに使用されているスラストボールのこと |
電波 | テレビやラジオ、ラジコンで用いられる電磁波のこと。国民の共有資源として捉えられているため電波は国が厳格に管理している。電波法や諸規則が設けられており自由に電波を発射することは不可能。ラジコン用の送信機は許認可を受けたものが使用でき、ホビー用には27、40、72 MHz帯に割り当てがある。最近2・4GHz帯も使えるようになった |
トイラジ | ラジコンは昔から存在するが主に模型ジャンルのものだったが、最近になり安価なラジコンメカが登場し玩具メーカーが製品を発売したり、ディスカウント店でもラジコンを扱うようになる。そのようなラジコン製品をホビーの世界のラジコンと区別する意味で“おもちゃ(トイ)のラジコン”=トイラジと呼ぶ |
峠國士 | 1992年度IFMAR 1/8エンジンオフロードカー世界チャンピオン |
トーアウト | シャシーを真上から見た状態でタイヤが進行方向に対して前広がりになっている状態をトーアウトと呼ぶ |
トーイン | シャシーを真上から見た状態でタイヤが進行方向に対して前すぼみになっている状態をトーインと呼ぶ |
ドッグボーン | 駆動を伝えるシャフトでサスペンションで可動する部分に使われる。骨のような形状からドッグボーンと言う |
ドライバーズミーティング | レース前にドライバーが集まって競技方法などを確認すること。ドラミ |
トラギー | トラックとバギーを合わせてできた造語。トラックボディに大径のタイヤを履いたモンスターマシンのこと。ラジコンカーのジャンルのひとつ |
トランスポンダー | タイム計測用の発信機。トランポ |
ドリフト | 車体を横滑りさせながらカーブを曲がるテクニック。近年、ドリフトに特化したタイプのラジコンカーも登場しドリフトカーと呼ばれている |
トリム | 本来はつりあいの意味だが、ラジコンでは舵などの微調整のこと。例えばマシンを直進させているつもりなのに右に寄ってしまう場合、ステアリングトリムを少し左に動かすと曲がりが補正され直進するようになる。これを「トリムを修正」と表現する |
な行:ラジコンカー用語集
な行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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流す | ペースを落として余裕で走ること |
中だれ | レース中盤にだれてタイムが落ちること |
流れる | コーナリング中に滑ること |
ニードル | エンジンのキャブレターへの燃料の流入量を調整するバルブのこと |
27MHz | ラジコンカーやラジコンボートなどには地上・水上用に27MHzの周波数の割り当てがある。プロポに27MHzのシールが貼ってあればそのプロポセットは27MHzの電波を使用していることになる |
ニトロメタン | エンジンカー用のグロー燃料に含まれる燃焼向上添加剤。燃料中に多く混合するほど燃焼力が高まるが、同時にエンジンパーツへの負担も大きくなりエンジンの寿命を縮めるリスクがある。現在市販されているグロー燃料の多くにはニトロメタンが20~25%混合されている |
ニッカドバッテリー | ニッケルカドミウム電池(Ni-Cd)のこと。充電し繰り返し使用できる電池。充電池としては古くから使われている。大電流を取り出すことができる。カドミウムを多量に含んでいるので環境の面から敬遠されている |
ニッケル水素バッテリー | ニッカド電池の後継として登場したのがニッケル水素バッテリー(Ni-Mh)。当初はニッカドより性能が劣っていたが近年、性能が向上した。ニッカドより大容量なニッケル水素電池が主流となっている |
2.4GHz | 近年、ラジコンで使用されるようになった電波周波数帯のこと。2.4GHzを用いるラジコンは独自の変調方式になっていて空いているバンドを自動的に探す。使用できるバンドがも多いので数十のラジコンを同時に走らせる(飛ばせる)ことを可能にした。2.4GHzは無線LANなどでも利用されている |
ニヤミス | 笑いでミスをごまかすこと |
ニュートラル | 中立のこと。ステアリングやスロットルが左右、前後のどちらにも位置していない状態のこと |
抜く | 相手を追い越すこと。パワーを抑えること |
塗り物 | グリップ剤のこと |
粘度 | ダンパーオイルの硬さを表す数字のこと。500番などの数字で表され数字が大きいほうが固くなる |
燃費 | バッテリー1パックや燃料1タンクで走行できる距離、時間のこと |
ノーコン | ノーコントロールの略。ラジコンが操縦不能になった状態のこと。原因には同じバンドの電波を同時に送信した、電波妨害、受信機の電池切れなどいくつも考えられる。大体は事前の点検や注意で防げることが多い。速度の速いエンジンカーのノーコンは非常に危険なため走行前RCメカの点検をし、同じバンドを使っている人がいないか確認するのが大切である |
ノーミス | ミスをしないでレース時間を走りきること |
は行:ラジコンカー用語集
は行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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バギー | 主に凸凹のある土や芝生や砂地を走れるような車のこと。大きく幅広タイヤを履くのが特徴。オフロードカー |
バスタブシャシー | 浴槽に見える形状を持つラジコンカーのシャシー。軽量で比較的高剛性。入門向けなどに多く使用されている |
パックバッテリー | 充電池のセルを何個か束ね、接点にシャントをハンダ付けし、パックで包んだバッテリーのこと。ラジコンカーや飛行機などの動力バッテリーやプロポ用バッテリーとして使われている |
バックラッシュ | ギヤ同士をかみ合わせた時にできる隙間のこと。隙間が少なすぎても大きすぎてもとパワーロスになる |
バッテリー | 電池。充電池にはニッカド、ニッケル水素、リポなどがある。乾電池はドライバッテリーとも言う |
ハブキャリア | サスアームの先端でナックルやアクスルを保持するパーツ |
原篤志 | 世界選手権優勝2回。日本人初のラジコンカープロドライバー |
はまる | どうにもならない状態。逆にバッチリ決まる状態のことも言う |
バリ食い | 路面グリップが非常に高い状態 |
バルクヘッド | サスアームや駆動系などを取り付ける基盤になるパーツ |
パワートレーン | 駆動系全般のこと。エンジンやモーターの動力をタイヤに伝達するパーツを総合的に呼ぶこと |
バンド | 周波数帯のこと。ラジコンではラジコン専用の周波数のこと。クルマのラジコンに割り当てられている26.995MHzは「04」となり、この周波数のことを「04バンド」と呼ぶ |
飛距離 | ドリフト走行時でドリフトアングルを保ちながらマシンが横方向に走っている距離のこと。ドリフト用語 |
ヒートシンク | エンジンやモーター、スピコンアンプなど発熱するパーツに取り付け、冷却効果を促進するアルミ製パーツ |
ヒートプロテクター | スピコンアンプに装備されている機能。スピコンアンプには使用できる許容範囲があるがこれを超える電流が送られた場合、発熱で内部回路が破損する恐れがある。これを防止するのがヒートプロテクター |
ピッチング | クルマの前側や後ろ側がクルマの中央を支点にシーソーのように揺れること |
ピニオンギヤ | モーターやエンジンのクラッチベルに付ける小径ギヤのこと |
広坂正美 | 世界選手権優勝14回、日本選手権優勝52回を誇るラジコンカー界のレジェンド |
ピロボール | 可動させる連結部に使用されるボール型のパーツ |
福田圭亮 | 2006年度IFMAR 1/10エンジンツーリングカー世界チャンピオン。1/10エンジンレーシングカーでは福田選手が日本人初制覇 |
双葉電子工業 | 千葉県茂原市にある大手電子機器メーカー。フタバプロポが有名 |
フライホイール | エンジンのクラッチシューを取り付ける円盤状のパーツ。はずみ車の役割もする。エンジン始動の際ににスターターを当てる所 |
プラグ | エンジンの点火プラグのこと。ラジコン用グローエンジンの場合、始動時のみ外部電源で赤熱させるが、始動後は余熱でヒートし続ける |
プラグヒーター | グローエンジン始動時にプラグを赤熱させるためのツール。ポケットブースター |
ブラシモーター | 従来の一般的なモーターにこと。ブラシレスモーターが登場後、区別する意味でブラシモーターと呼ぶようになる |
ブラシレスモーター | 最近主流の高性能モーター。ブラシレスモーターは内部に永久磁石があり、3極のコイルが外側を囲む構造になっている。コミュテータを持たず、3極のコイルにタイミングをずらして電気を流すことで回転する。接触部分がないため効率はいいのが特徴だが3つのコイルを制御するための電子回路が必要。ブラシレス専用スピコンアンプが必要だがブラシ用のものと比べると高価 |
プロポ | デジタル・プロポーショナル・システムの略。制御方式のことだがラジコンの送信機のことをプロポと呼ばれることが多い |
プロポーショナル・システム | 送信機の操作スティックの動作量に応じてサーボモーターが比例して動くシステム。微妙な動きをリアルタイムで伝達可能 |
ベルトドライブ | ベルトで動力を伝達する方法 |
ホイールベース | クルマの前後ホイール中心間の長さのこと。ホイールベースが長いと安定性は高いが運動性は低くなる。短いと安定性が低いが運動性は高くなる |
ホイラータイププロポ | ラジコンカー用の送信機でステアリングをホイール型の操作部分を回して動かす |
ボールデフ | ギヤの代わりにスラストボールの回転を利用したデファレンシャルギヤ |
ボールベアリング | ボールで支えることにより回転抵抗を減少させた軸受け部品 |
ポンダー | タイム計測用の発信機のこと |
ま行:ラジコンカー用語集
ま行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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マーシャル | レースなどでコースアウトしたりクラッシュしたマシンを復帰、回収する人 |
マウント | エンジンやモーターを搭載する部分。エンジンマウントやモーターマウントと言う |
巻く | オーバーステアでR/Cカーが一気に巻き込みながらスピンする状態。ドリフトカーではドリフト状態が維持できずにスピンしてしまう急激な姿勢変化のことを言う |
マサミ | 広坂正美選手のこと |
松倉直人 | 世界選手権優勝4回。ラジコンカープロドライバー |
松崎隼人 | 2007年度IFMAR 1/10電動オフロードカー2WD世界チャンピオン |
マッチドバッテリー | 特性が似ているバッテリーを集めて、より安定、高性能を発揮できるように調整された高性能バッテリーのこと |
マニホールド | エンジンの排気口とマフラーを連結させる曲げ加工されたパイプ状のもの |
マフラー | 消音効果をもつ排気筒。ラジコンカーにはカー用に開発された形状のものを用いる。エンジンカーにのみ装着 される |
ミッドシップ | 前後のホイール間にモーターやエンジンを搭載する形式のこと |
メカ | 受信機やサーボ、スピコンアンプなどR/Cカー車体に搭載するデバイスのことをメカと言う |
メカ積み | R/Cカーにサーボや受信機などのR/Cメカを搭載する作業のこと |
モンスタートラック | 大径タイヤを装着したオフロード用トラックのこと。HPI製のサベージなどが人気 |
や行:ラジコンカー用語集
や行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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ユニバーサルジョイント | 回転式ジョイント部を備えたドライブシャフトのことでユニバーサルシャフトとも言う。駆動力の伝達効率に優れ、シャフトの脱落が起こりにくい利点がある。最近では分解整備ができるタイプが登場した |
ヨー軸 | クルマの真上から重心を通り、真下を通る仮想の軸のこと。ヨー軸を中心に回転する力が加わるとクルマは左右に旋回する |
翼端板 | ウイングの両端に取り付ける板状の部品のこと。空気の流れを整え、効率よくダウンフォースを得ることができる。ドリフトカーではスライド時のコントロール性向上が期待できる |
ヨコモ | 東京都足立区にあるラジコンメーカー。近年はドリフトカーで有名 |
40MHz | R/Cカーやボート、飛行機に40MHzの周波数が割り当てられている。ただし、地上・水上用と空用ではそれぞれ専用の周波数となっている |
ら行:ラジコンカー用語集
ら行:ラジコンカー用語集 | 用語の解説 |
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ラジコン | ラジオコントロール=無線操縦のこと |
ラジコン技術 | 電波実験社出版から刊行されているラジコン雑誌のこと |
ラジコン保険 | ラジコンを楽しむ場合には万一事故を起こした場合に備えることも重要です。そこで推奨したいのがラジコン保険です。ラジコン組み立てキットやプロポセットに申し込みを促す告知および申す込み用紙が入っていたり、模型店でも用意されている。年間数千円と比較的安価で加入できるので加入をお勧めします |
ラジコンマガジン | 八重洲出版から刊行されているラジコン雑誌のこと |
ラジコンワールド | エイ出版から刊行されているラジコン雑誌のこと |
ラップタイム | 1周のタイムのこと |
リコイルスターター | エンジン本体に付属するタイプのスターター。ロープとワンウェイベアリングを使用してクランクシャフトを回し、エンジンを始動させる |
リタイヤ | レース中にトラブルやクラッシュで走行不可能になり途中放棄すること |
リチウムフェライトバッテリー(Li-Fe) | 安全性が高く急速充電が可能、容易に扱うことができる充電式電池。Li-Poやニッケル水素バッテリーと比べると若干電圧が低いため絶対的なパワー感は低いが、扱いやすいことから人気がある。充電には専用充電器を使用することが必要だが20分程度の急速充電が可能である |
リチウムポリマーバッテリー(Li‐Po) | 軽量で大容量なため、ラジコンカーや飛行機、ヘリで用いられることの多い充電式電池。ニッカド電池やニッケル水素電池と比べると非常に高性能。但し、過充電やショートで発熱や発火する恐れがあるので扱いには注意が必要。充電は必ずLi‐Po専用充電器を使わなければならない |
リフェ | リチウムフェライト(Li-Fe)バッテリーの略 |
リポ | リチウムポリマー(Li‐Po)バッテリーの略 |
リンケージ | サーボの動きをステアリング機能などに伝える仕組み |
レスポンス | 反応のこと |
ロアアーム | サスペンションの下側に位置するアーム板 |
ローター | モーター内部にあるパーツで、ブラシモーターではコイルが巻きつけられている。通電することにより磁化する。ブラシレースモーターでは内部の永久磁石の部分のことをいう |
ロールセンター | クルマの先端から重心を通り後端部へと通る仮想の軸のこと。ロールセンターを念頭に入れながらマシンのサスペンションのセッティングをする |